【婦人科形成術②】副皮切除 〜小陰唇縮小と一緒に行うことの多い手術〜

こんにちは。
プルミエクリニック副院長の延です。

前回の記事では、
婦人科形成の中でもご相談の多い手術

小陰唇縮小術

についてお話ししました。

実は、小陰唇のカウンセリングをしていると
もうひとつよく話題に上がる部分があります。

それが

副皮(ふくひ)です。

「副皮ってなに?」
という方も多いと思いますので、
今回は副皮についてお話ししていきます。


副皮とは

副皮とは、
小陰唇の周囲にある余分な皮膚の部分を指します。

小陰唇の外側や上方に
ひだ状の皮膚が見られることがありますが、
それが副皮です。

実はこの部分も

・形
・大きさ
・左右差

などにかなり個人差があります。

そのため、
特に異常というわけではありません。

ただ、

✔ 見た目が気になる
✔ 小陰唇とのバランスが気になる
✔ デリケートゾーンがごちゃついて見える

などのお悩みにつながることがあります。


副皮が気になるケース

カウンセリングでは

「小陰唇が気になって来ました」

という方でも、

実際に診察してみると
副皮の影響が大きい場合も少なくありません。

例えば

・副皮が大きく、立体的に見える
・左右差がある
・小陰唇より副皮が目立つ

といったケースです。

また、副皮が大きいと

✔ 蒸れやすい
✔ ナプキンで擦れやすい
✔ 見た目が気になる

といったお悩みにつながることもあります。


副皮切除とは

副皮切除は
余分な皮膚を整え、自然な形にする手術です。

ただし、

婦人科形成では
単純に切除するだけではなく

・小陰唇
・クリトリス周囲
・全体のバランス

を見ながらデザインすることが大切です。

副皮だけが大きい場合は
副皮切除のみ行うこともありますが、

多くの場合は

小陰唇縮小と同時に行うことが多いです。


小陰唇縮小との関係

小陰唇の手術を行う場合、
副皮の存在はとても重要です。

もし副皮が大きい状態で
小陰唇だけ整えると、

・副皮だけが目立つ
・バランスが不自然になる

ことがあります。

そのため

小陰唇縮小+副皮切除

を同時に行うことで
デリケートゾーン全体のラインが整い、
より自然な仕上がりになります。

カウンセリングでは
患者さんのお悩みを伺いながら

どの部分を整えるのがよいか

を一緒に考えていきます。


ダウンタイム

副皮切除のダウンタイムは
小陰唇縮小とほぼ同じです。

腫れ:2〜4週間
内出血:1〜2週間
違和感:2〜4週間

程度が目安です。

シャワーは当日から可能ですが、

・激しい運動
・長時間の入浴
・性行為

約1ヶ月程度控えていただきます。

デリケートゾーンは
血流が豊富なため

比較的回復が早い部位でもあります。


まとめ

副皮は
小陰唇の周囲にある皮膚のひだで、
形や大きさには個人差があります。

ただ、

✔ 見た目が気になる
✔ 小陰唇とのバランスが気になる
✔ 蒸れや違和感がある

といった場合には
副皮切除で改善できることもあります。

婦人科形成では
部分だけを見るのではなく

デリケートゾーン全体のバランス

を考えながら治療を行うことが大切です。

気になることがあれば
お気軽にご相談ください。

 

記事監修

広島プルミエクリニック 副院長 延美緒

形成外科専門医

所属学会・専門医・認定医
  • 日本形成外科学会 専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 日本美容皮膚科学会 会員
  • ジュビダームビスタ 施注認定医
  • ボットクスビスタ 施注認定医
経歴
2011年 岡山大学医学部 医学科卒業
様々な科の中でも腫瘍切除後の形態再建を担う形成外科に興味を抱く
2011年 国立病院機構 岩国医療センターにて研修
医学博士取得
2013年 同 岩国医療センター 医員
研鑚を積み、形成外科医として腫瘍切除や植皮など形成外科的治療に携わる
2014年 岡山大学附属病院 形成外科
再建やリンパ浮腫、外傷、ジェンダーなど幅広く形成領域の治療を行う
2016年 岩国医療センター 形成外科
眼瞼下垂や熱傷、鼻の再建、腋臭症のオペなど、形成外科医としてより深く研鑚を積む
2018年 日本形成外科学会 専門医 取得
2019年 日本美容皮膚科学会 会員
2019年 県内美容皮膚科 勤務
美容皮膚科の診療に積極的に取り組む
2020年 広島プルミエクリニック 入職
形成外科専門医の知識と技術を美容外科・美容皮膚科へ活かす為、広島プルミエクリニックへ
2024年 広島プルミエクリニック 副院長就任