「抜け毛が増えた…これって病気?」
シャンプーやブラッシングのたびに、
- 抜け毛が増えた
- 分け目が広くなった
- 地肌が透けて見える
- 髪にボリュームがなくなった
と感じ、不安になったことはありませんか?
実は、女性の抜け毛にはさまざまな原因があり、原因によって治療法も異なります。
「年齢のせい」と自己判断せず、まずは原因を知ることが大切です。
女性の薄毛にはどんな種類がある?
女性の抜け毛・薄毛には、代表的に次のようなものがあります。
- FAGA(女性型脱毛症)
- びまん性脱毛症
- 産後脱毛(分娩後脱毛症)
- 円形脱毛症
- 脱毛症を伴う皮膚疾患
- 甲状腺疾患や貧血などによる脱毛
今回は、特にご相談の多い3つについてご紹介します。
FAGA(女性型脱毛症)
FAGAは、女性に最も多い慢性的な薄毛の一つです。
特徴
- 分け目が広がる
- 頭頂部のボリュームが減る
- 髪一本一本が細くなる
- ゆっくり進行する
男性のAGAのように、生え際が大きく後退することは比較的少ないのが特徴です。
自然に改善することは少なく、早めの治療が大切です。
びまん性脱毛症
「びまん性」とは、頭皮全体に広がるように薄くなることを意味します。
実は「びまん性脱毛症」は病名というよりも、脱毛の状態を表す言葉です。
原因としては、
- 加齢
- ホルモンバランスの変化
- ストレス
- 栄養不足
- FAGA
など、さまざまなものが考えられます。
「髪全体のボリュームが減った」と感じる方は、このタイプであることが少なくありません。
産後脱毛(分娩後脱毛症)
出産後、急に抜け毛が増えて驚かれる方も多くいらっしゃいます。
これは、妊娠中に高くなっていた女性ホルモンが、出産後に急激に変化することで起こります。
いつから始まる?
多くは出産後2~4か月頃から始まります。
いつ治る?
一般的には半年から1年程度で自然に改善することが多いとされています。
ただし、
- 1年以上続く
- 分け目がどんどん広がる
- 地肌が目立つ
場合は、FAGAなど別の原因が隠れている可能性もあるため、医療機関で相談することをおすすめします。
自己判断は禁物です
「抜け毛=FAGA」と思われがちですが、実際には、
- 鉄欠乏性貧血
- 甲状腺疾患
- 自己免疫疾患
- 薬剤の影響
- 急激なダイエット
などが原因となっていることもあります。
原因によって治療法は大きく異なるため、自己判断で育毛剤を使用する前に、一度診察を受けることをおすすめします。
女性の薄毛は早めの相談がおすすめ
髪は一度細くなると、改善まで時間がかかることがあります。
そのため、
- 分け目が気になる
- 髪にハリ・コシがなくなった
- ボリュームが減ってきた
と感じたら、早めの受診がおすすめです。
早期に原因を把握し、適切な治療を始めることで、髪の状態を維持・改善できる可能性があります。
当院で行っている女性の薄毛治療
広島プルミエクリニックでは、原因や症状に応じて、
- ミノキシジル外用
- ミノキシジル内服(適応を慎重に判断)
- 毛髪に有効なサプリの内服
- HARG療法
- ホームケアや生活習慣のアドバイス
などを組み合わせながら、一人ひとりに合わせた治療をご提案しています。
まとめ
女性の抜け毛にはさまざまな原因があり、「年齢のせい」と決めつけることはできません。
原因を正しく見極めることで、適切な治療につながります。
「最近抜け毛が増えた」「髪のボリュームが減ってきた」と感じたら、一人で悩まず、お気軽にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 女性の抜け毛は年齢のせいですか?
加齢も原因の一つですが、ホルモンバランスや栄養状態、ストレス、病気など、さまざまな要因が関係することがあります。
Q. 産後の抜け毛は治療が必要ですか?
多くの場合は自然に改善しますが、1年以上続く場合や薄毛が進行している場合は、他の原因が隠れている可能性もあるため、一度ご相談ください。
Q. 市販の育毛剤で改善しますか?
原因によって効果は異なります。FAGAなどが疑われる場合は、医療機関で診断を受けたうえで適切な治療を選択することをおすすめします。
次回予告
第3回「女性の薄毛は治る?FAGA治療で期待できる効果と治療期間を医師が解説」
「治療を始めたらどれくらいで効果が出る?」「治療はずっと続けるの?」など、女性の薄毛治療に関する疑問について詳しくご紹介します。
記事監修
広島プルミエクリニック 副院長 延美緒
形成外科専門医
所属学会・専門医・認定医
- 日本形成外科学会 専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
- 日本美容皮膚科学会 会員
- ジュビダームビスタ 施注認定医
- ボットクスビスタ 施注認定医
経歴
| 2011年 | 岡山大学医学部 医学科卒業 様々な科の中でも腫瘍切除後の形態再建を担う形成外科に興味を抱く |
|---|---|
| 2011年 | 国立病院機構 岩国医療センターにて研修 医学博士取得 |
| 2013年 | 同 岩国医療センター 医員 研鑚を積み、形成外科医として腫瘍切除や植皮など形成外科的治療に携わる |
| 2014年 | 岡山大学附属病院 形成外科 再建やリンパ浮腫、外傷、ジェンダーなど幅広く形成領域の治療を行う |
| 2016年 | 岩国医療センター 形成外科 眼瞼下垂や熱傷、鼻の再建、腋臭症のオペなど、形成外科医としてより深く研鑚を積む |
| 2018年 | 日本形成外科学会 専門医 取得 |
| 2019年 | 日本美容皮膚科学会 会員 |
| 2019年 | 県内美容皮膚科 勤務 美容皮膚科の診療に積極的に取り組む |
| 2020年 | 広島プルミエクリニック 入職 形成外科専門医の知識と技術を美容外科・美容皮膚科へ活かす為、広島プルミエクリニックへ |
| 2024年 | 広島プルミエクリニック 副院長就任 |
