AGA治療は「一つだけ」ではない
AGA(男性型脱毛症)の治療には、
- 内服薬
- 外用薬
- HARG療法
など、さまざまな方法があります。
「どれが一番効果がありますか?」
という質問をよくいただきますが、正解は一人ひとり異なります。
AGAの進行度や年齢、生活スタイル、ご希望によって最適な治療は変わります。
そのため、多くの場合は複数の治療を組み合わせることで、より効果的な治療が期待できます。
なぜ組み合わせる必要があるの?
AGAは、
①抜け毛が増える
と
②新しい髪が十分育たない
という2つの問題が同時に起こっています。
そのため、
- 抜け毛を抑える治療
- 発毛を促す治療
の両方を行うことが重要です。
① 抜け毛を抑える治療
AGAの原因である男性ホルモン(DHT)の働きを抑える治療です。
主に使用するのは、
- フィナステリド
- デュタステリド
です。
これらは髪を「守る」治療であり、AGA治療の基本となります。
② 発毛を促す治療
発毛をサポートする代表的な治療が、
- ミノキシジル(内服・外用)
です。
毛母細胞の働きを活性化し、細くなった毛を太く育てることが期待できます。
つまり、
「髪を育てる治療」
と考えると分かりやすいでしょう。
③ 頭皮環境を整えるHARG療法
HARG療法は、
発毛に必要な成長因子などを頭皮へ直接注入し、
毛髪が育ちやすい環境を整える治療です。
内服薬や外用薬と組み合わせることで、より高い効果が期待できる場合があります。
症状によって治療法は変わります
例えば…
軽度のAGA
「最近少し抜け毛が増えてきた」
「生え際が少し気になる」
↓
まずは
フィナステリドまたはデュタステリド
から始めることが多くあります。
中等度のAGA
「髪全体のボリュームが減った」
「つむじが目立ってきた」
↓
内服薬に加え、
ミノキシジル
を組み合わせることで、発毛効果を高めることが期待できます。
より積極的に改善を目指したい場合
「できるだけ早く発毛を実感したい」
「内服だけでは物足りない」
↓
内服薬・ミノキシジルに加えて
HARG療法
を組み合わせることも選択肢となります。
オーダーメイド治療が大切
AGAは全員が同じ治療ではありません。
例えば、
- 年齢
- 薄毛の範囲
- 家族歴
- 持病
- ライフスタイル
- ご予算
なども考慮しながら治療を選択します。
「自分に合った治療」を選ぶことが、無理なく継続するためのポイントです。
当院のAGA治療
広島プルミエクリニックでは、
患者さま一人ひとりの状態に合わせて
✔ フィナステリド
✔ デュタステリド
✔ ミノキシジル(内服・外用)
✔ HARG療法
を組み合わせた治療をご提案しています。
無理に高額な治療をおすすめすることはありません。
患者さまのご希望やご予算も伺いながら、一緒に治療方針を決めていきます。
まとめ
AGA治療では、
「抜け毛を抑える」
「髪を育てる」
「頭皮環境を整える」
という3つの視点が大切です。
一つの治療だけではなく、症状に応じて組み合わせることで、より良い結果につながることがあります。
「自分にはどの治療が合っているのだろう?」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. 最初からHARG療法を受けた方がいいですか?
必ずしもそうではありません。AGAの進行度やご希望に応じて、まずは内服薬や外用薬から始める場合もあります。
Q. すべての治療を組み合わせた方が効果は高いですか?
症状によっては組み合わせることでより高い効果が期待できますが、すべての方に必要というわけではありません。診察で最適な治療をご提案します。
Q. 途中で治療内容を変更できますか?
はい。経過をみながら薬の種類や治療内容を変更することも可能です。ライフスタイルやご希望に合わせて調整できます。
次回予告
第8回「AGA治療はいつから効果が出る?初期脱毛・治療経過・写真で比較する大切さを医師が解説」
「治療を始めてどれくらいで髪が増えるの?」「初期脱毛は心配ない?」といった疑問について、治療経過の目安とあわせて詳しくご紹介します。
記事監修
広島プルミエクリニック 副院長 延美緒
形成外科専門医
所属学会・専門医・認定医
- 日本形成外科学会 専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
- 日本美容皮膚科学会 会員
- ジュビダームビスタ 施注認定医
- ボットクスビスタ 施注認定医
経歴
| 2011年 | 岡山大学医学部 医学科卒業 様々な科の中でも腫瘍切除後の形態再建を担う形成外科に興味を抱く |
|---|---|
| 2011年 | 国立病院機構 岩国医療センターにて研修 医学博士取得 |
| 2013年 | 同 岩国医療センター 医員 研鑚を積み、形成外科医として腫瘍切除や植皮など形成外科的治療に携わる |
| 2014年 | 岡山大学附属病院 形成外科 再建やリンパ浮腫、外傷、ジェンダーなど幅広く形成領域の治療を行う |
| 2016年 | 岩国医療センター 形成外科 眼瞼下垂や熱傷、鼻の再建、腋臭症のオペなど、形成外科医としてより深く研鑚を積む |
| 2018年 | 日本形成外科学会 専門医 取得 |
| 2019年 | 日本美容皮膚科学会 会員 |
| 2019年 | 県内美容皮膚科 勤務 美容皮膚科の診療に積極的に取り組む |
| 2020年 | 広島プルミエクリニック 入職 形成外科専門医の知識と技術を美容外科・美容皮膚科へ活かす為、広島プルミエクリニックへ |
| 2024年 | 広島プルミエクリニック 副院長就任 |
