【眼瞼下垂シリーズ⑦】どの術式を選ぶべきか?

― 私がカウンセリングで大切にしていること ―

ここまで、眼瞼下垂について

  • 本当に下垂なのか

  • 切らない方法でどこまで改善できるのか

  • 切開法では何をしているのか

  • 二重手術との違い

  • 印象の変化

  • リスクについて

順にお伝えしてきました。

最終回は、
「実際にどの治療を選ぶべきなのか」についてです。


年齢だけでは決まりません

「若いから切らない方がいい」
「年齢的に切開が必要」

そのように単純に分けられるものではありません。

実際には、

  • まぶたの厚み

  • 皮膚のたるみ

  • 挙筋の働き

  • 代償動作の有無

といった構造的な要素を総合的に判断します。


生活背景も重要です

治療の選択には、

  • ダウンタイムを取れるか

  • お仕事の都合

  • ご家庭の事情

  • 再手術の既往

も大きく関わります。

医学的に最善であっても、
現実的に選択できないこともあります。

その場合は、
現実的な範囲で最適解を一緒に考えます。


「どれが一番良いか」ではなく

大切なのは、

  • 何を一番改善したいのか

  • どこまで変わりたいのか

  • 何を優先するのか

を整理することです。

切開か、非切開か。
二重を同時に行うのか。
段階的に行うのか。

正解は一つではありません。


私が大切にしていること

眼瞼下垂の治療では、
“術式を売る”ことはしません。

まず診断を行い、
原因を明確にし、
そのうえで選択肢をお伝えします。

無理に手術を勧めることもありませんし、
必要な場合はその理由をきちんと説明します。

目元は、機能と印象の両方に関わる大切な部位です。

だからこそ、
慎重に、丁寧に、
そして自然な仕上がりを目指しています。

 

記事監修

広島プルミエクリニック 副院長 延美緒

形成外科専門医

所属学会・専門医・認定医
  • 日本形成外科学会 専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 日本美容皮膚科学会 会員
  • ジュビダームビスタ 施注認定医
  • ボットクスビスタ 施注認定医
経歴
2011年 岡山大学医学部 医学科卒業
様々な科の中でも腫瘍切除後の形態再建を担う形成外科に興味を抱く
2011年 国立病院機構 岩国医療センターにて研修
医学博士取得
2013年 同 岩国医療センター 医員
研鑚を積み、形成外科医として腫瘍切除や植皮など形成外科的治療に携わる
2014年 岡山大学附属病院 形成外科
再建やリンパ浮腫、外傷、ジェンダーなど幅広く形成領域の治療を行う
2016年 岩国医療センター 形成外科
眼瞼下垂や熱傷、鼻の再建、腋臭症のオペなど、形成外科医としてより深く研鑚を積む
2018年 日本形成外科学会 専門医 取得
2019年 日本美容皮膚科学会 会員
2019年 県内美容皮膚科 勤務
美容皮膚科の診療に積極的に取り組む
2020年 広島プルミエクリニック 入職
形成外科専門医の知識と技術を美容外科・美容皮膚科へ活かす為、広島プルミエクリニックへ
2024年 広島プルミエクリニック 副院長就任