第5回 美容外科のギモン解決シリーズ 裏ハムラは何歳までできる?20代・30代・40代・50代で変わる適応

「裏ハムラは若い人の手術ですか?」
「50代でも受けられますか?」

このようなご質問をいただくことがあります。

結論からお伝えすると、裏ハムラは年齢だけで適応が決まる手術ではありません。

大切なのは、目の下の状態やクマの原因です。

今回は、年代ごとの特徴と、裏ハムラが向いている方について解説します。


裏ハムラは何歳まで受けられる?

裏ハムラには、「○歳まで」という年齢制限はありません。

実際には20代から60代以上まで、幅広い年代の方が治療を受けられています。

ただし、年代によって目元の状態が変化するため、適した治療法も変わることがあります。


20代|生まれつきクマが気になる方

20代でご相談いただく方の多くは、加齢ではなく生まれつき眼窩脂肪が前に出ているタイプです。

「寝ても疲れて見える」
「学生の頃からクマがある」

という方は、裏ハムラが適していることがあります。

皮膚のハリが保たれているため、良好な経過が期待できるケースが多い年代です。


30代|クマが目立ち始める年代

30代になると、目の下のふくらみに加え、くぼみも気になり始める方が増えてきます。

「最近、写真を見ると疲れて見える」
「以前より老けた印象になった」

というお悩みで来院されることが多い年代です。

裏ハムラで自然な若返りを目指せる方が多くいらっしゃいます。


40代|皮膚のたるみも考慮する時期

40代では、眼窩脂肪の突出だけでなく、皮膚のハリの低下もみられるようになります。

皮膚のたるみが軽度であれば、裏ハムラのみで十分改善が期待できます。

一方、たるみが強い場合には、

  • 表ハムラ法
  • 下眼瞼除皺術(皮膚切除)

などを組み合わせたほうが適していることもあります。


50代・60代|年齢よりも「目元の状態」が重要

50代以降でも、裏ハムラが適応となる方は少なくありません。

ただし、

  • 皮膚のたるみ
  • 頬のボリューム減少
  • 骨格の変化

など、複数の要因が関係していることが多いため、裏ハムラ単独では十分な改善が得られない場合もあります。

その場合は、脂肪注入や皮膚切除などを組み合わせることで、より自然な仕上がりを目指します。


年齢だけで手術を選ばないことが大切

「40代だから表ハムラ」
「20代だから脱脂」

というように、年齢だけで治療法を決めることはできません。

同じ30代でも、

  • ふくらみが強い方
  • くぼみが強い方
  • 皮膚のたるみがある方

では、適した手術は異なります。

そのため、一人ひとりの目元を診察し、原因に合わせて治療を選ぶことが大切です。


当院では一人ひとりに合わせた治療をご提案しています

当院では、

  • 眼窩脂肪の突出
  • 目の下のくぼみ
  • 皮膚のたるみ
  • 骨格
  • 年齢による変化

を総合的に評価し、患者様に適した治療をご提案しています。

「裏ハムラが受けられる年齢かどうか」ではなく、「裏ハムラが適した目元かどうか」を大切に考えています。


まとめ

裏ハムラは、年齢で適応が決まる手術ではありません。

20代でも50代でも、目の下の状態によっては適した治療となることがあります。

目の下のクマでお悩みの方は、ご自身で判断せず、まずはお気軽にカウンセリングでご相談ください。

 

記事監修

広島プルミエクリニック 副院長 延美緒

形成外科専門医

所属学会・専門医・認定医
  • 日本形成外科学会 専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 日本美容皮膚科学会 会員
  • ジュビダームビスタ 施注認定医
  • ボットクスビスタ 施注認定医
経歴
2011年 岡山大学医学部 医学科卒業
様々な科の中でも腫瘍切除後の形態再建を担う形成外科に興味を抱く
2011年 国立病院機構 岩国医療センターにて研修
医学博士取得
2013年 同 岩国医療センター 医員
研鑚を積み、形成外科医として腫瘍切除や植皮など形成外科的治療に携わる
2014年 岡山大学附属病院 形成外科
再建やリンパ浮腫、外傷、ジェンダーなど幅広く形成領域の治療を行う
2016年 岩国医療センター 形成外科
眼瞼下垂や熱傷、鼻の再建、腋臭症のオペなど、形成外科医としてより深く研鑚を積む
2018年 日本形成外科学会 専門医 取得
2019年 日本美容皮膚科学会 会員
2019年 県内美容皮膚科 勤務
美容皮膚科の診療に積極的に取り組む
2020年 広島プルミエクリニック 入職
形成外科専門医の知識と技術を美容外科・美容皮膚科へ活かす為、広島プルミエクリニックへ
2024年 広島プルミエクリニック 副院長就任