乳頭を小さくしたい ① ~手術方法とメリット・デメリット~

こんにちは!

今日は、当院で行っている、乳頭縮小術についてご紹介いたします。

乳頭縮小術は、乳頭(乳首)の組織を一部切除することで、乳頭を小さくする施術です。

薄着で乳頭が目立って見える、温泉で恥ずかしい、性体験が豊富にみられる、バストや乳輪サイズとのバランスが悪い、乳頭の形がいびつ・楕円形、といった症状で悩まれている方におすすめの治療となります。

そもそも、乳頭が大きくなる原因としては、生まれつき(先天性)、成長と共に大きくなった、アトピーなどによる掻痒感での掻把刺激で大きくなった、授乳中のホルモン刺激と赤ちゃんの吸引により、大きく・伸びて・垂れてしまった、などがあげられます。

また、男性でも、Tシャツから乳頭が浮き出てみえる状態を改善するため、手術をうける方が多くいらっしゃします。

こういった症状に対して、乳頭縮小術を行うことで、ご希望の大きさの、左右揃った丸形の乳頭を形成することができます。

 

手術方法は大きく、①乳管温存法 と ②簡便法 の2通りに分けられます。

①乳管温存法

乳管を温存しながら乳頭を縮小するこで、術後も授乳機能を保てる術式です。

乳腺で作られた乳汁は、乳管を通って乳頭先端へ運ばれます

乳管温存法では、乳管の出口部分の皮膚と乳管を傷つけないように残したまま、乳管周囲の組織を適度に切除して、乳頭を小さくします

傷跡は、乳頭の基部(付け根)にでき、乳輪の色調と混在していくため、時間と共にほとんど分からなくなります

②簡便法

簡便法では、乳管出口の乳頭頂部の皮膚・乳管を含めてV字に切除し、乳頭を小さくします。女性の場合、簡便法の術後は授乳ができなくなりますので、男性の乳頭縮小術で用いることが多い術式です。

パックマンのように、乳頭頂部の皮膚と乳管をV字に切除します

術後、授乳はできなくなりますが、乳管温存法と同じく、傷跡は時間と共に目立たなくなり、乳頭を小さくすることができます。

ただ、乳頭基部(付け根)の皮膚が伸びていて、垂れ感が強い方の場合は、簡便法では改善が乏しいため、乳頭基部にくびれをつくることのできる乳管温存法のほうがおすすめです。

乳頭縮小のホームページはこちら】

 

次回は、乳頭縮小術のメリット・デメリットについてお伝えしていきます。

乳頭縮小術についてご興味・ご相談などございましたら、広島プルミエクリニックまでお気軽にご連絡くださいませ。