乳頭を小さくしたい③ ~手術方法とメリット・デメリット~

こんにちは。

今回も、前回からの投稿に引き続き、乳頭縮小術について詳しくご紹介していきます。

前回まで、乳頭縮小術の適応や、術式の一つである乳管温存法についてお伝えしましたが、今回は簡便法についてご案内いたします。

簡便法でも基本的には、前回お伝えした乳頭の理想形を目指して手術を行います。

 

簡便法では、乳管は温存せず、乳頭頂部を含めてV字型に乳頭組織を切除し縫い合わせます。

主に、男性の乳頭で用いる術式で、乳頭のボリュームをしっかりダウンさせることができます。

また、女性であっても、今後授乳する機会がないことが確定しているのであれば、こちらの簡便法での手術も可能です。

ただし、術前の乳頭形態が、乳頭基部の皮膚が伸びて下垂気味の場合、V字切除では乳頭基部の余剰皮膚・組織を十分に取り切れないため、乳管温存法の方がきれいに仕上がりおすすめです。

傷跡は、乳頭・乳輪の色素にカモフラージュされるため、時間と共にほとんど分からなくなります。

<乳頭縮小術(簡便法)>

術前(正面)

術前(側面)

男性の症例です。乳頭の高さがあり、Tシャツを着た時に透けて見えるため、治療を希望されました。

抜糸直後(正面)抜糸直後(側面)

乳頭が小さく、高さも低くなりました。傷跡の赤みがありますが、1か月もするとほとんど目立たなくなります。

乳頭縮小のホームページはこちら】

 

以上、3回にわたり、当院で行っている乳頭縮小術についてご紹介させていただきましたが、今後もお胸に関する手術の情報をお伝えします。

広島プルミエクリニックでは、患者様の術前のお悩みや、症状、形態に応じて、適切な治療をご提案させていただきます。

乳頭縮小術についてご興味・ご相談などございましたら、広島プルミエクリニックまでご連絡くださいませ。

乳頭を小さくしたい② ~手術方法とメリット・デメリット~

こんにちは!

今回は前回に続き、乳頭縮小術の術式とそのメリット・デメリットについてお伝えしていきます。

そもそも、乳頭縮小術で目指す乳頭の理想形についてですが、下図のように

乳頭の直径が1~1.5㎝高さが7~10㎜乳頭位置が乳輪の中心にあるとよい、と言われていますので、基本的にはこのような比率を目指して乳頭縮小術を行っておりますが、乳頭をもっと小さくしたいというご希望や、高さはあまり変えたくない、など細かなご希望にも応じながら、女性医師が丁寧に診察・治療していきます。

まず、①乳管温存法 ですが、こちらは乳管を温存することで、授乳機能を担保しながら乳頭を小さくする術式です。

乳頭基部(付け根)の皮膚も切除しますので、乳頭が伸びて・垂れてしまっていても、その余剰組織を切り取ることができます。

〈下垂した乳頭のたるみをとり、ハリのある乳頭へ〉

もちろん、直径も高さも大きな乳頭を、自然な形態の乳頭に縮小するも可能です。

<乳頭縮小術>

術前(正面)術後(正面)

乳輪中心に位置する、円形の乳頭が形成されました。

術前(右側面)

術後(右側面)

乳頭の垂れ感も改善しています。

 

乳管温存法は乳管の出口(乳管開口部)を温存することが前提のため、基本的に乳頭の大きさは小さくとも直径1㎝程度までにとどめておくことが多いのですが、今後、授乳予定はないという方であれば、より小さい乳頭を形成することも可能です。

デメリットとしては、一旦小さくした乳頭を元の大きさ・高さに戻すことは非常に難しい、ということです。この点において、当院では女性医師が丁寧に診察させていただき、患者様のバストやコンプレックス解消にふさわしい、無理のない乳頭サイズをご提案させていただきますので、ご安心ください。

(余談ですが、他院クリニック様で乳頭縮小術を受け、思いがけず乳頭が小さくなりすぎた患者様の乳頭形成術(乳頭の高さ・大きさを大きくする手術)も行っております)

手術時間は60分から90程度で、手術後48時間から乳頭を含めたお胸のシャワー洗浄が可能となります。

乳頭縮小のホームページはこちら】

乳頭縮小術についてご興味・ご相談などありましたら、広島プルミエクリニックまでお気軽にご連絡くださいませ。

乳頭を小さくしたい ① ~手術方法とメリット・デメリット~

こんにちは!

今日は、当院で行っている、乳頭縮小術についてご紹介いたします。

乳頭縮小術は、乳頭(乳首)の組織を一部切除することで、乳頭を小さくする施術です。

薄着で乳頭が目立って見える、温泉で恥ずかしい、性体験が豊富にみられる、バストや乳輪サイズとのバランスが悪い、乳頭の形がいびつ・楕円形、といった症状で悩まれている方におすすめの治療となります。

そもそも、乳頭が大きくなる原因としては、生まれつき(先天性)、成長と共に大きくなった、アトピーなどによる掻痒感での掻把刺激で大きくなった、授乳中のホルモン刺激と赤ちゃんの吸引により、大きく・伸びて・垂れてしまった、などがあげられます。

また、男性でも、Tシャツから乳頭が浮き出てみえる状態を改善するため、手術をうける方が多くいらっしゃします。

こういった症状に対して、乳頭縮小術を行うことで、ご希望の大きさの、左右揃った丸形の乳頭を形成することができます。

 

手術方法は大きく、①乳管温存法 と ②簡便法 の2通りに分けられます。

①乳管温存法

乳管を温存しながら乳頭を縮小するこで、術後も授乳機能を保てる術式です。

乳腺で作られた乳汁は、乳管を通って乳頭先端へ運ばれます

乳管温存法では、乳管の出口部分の皮膚と乳管を傷つけないように残したまま、乳管周囲の組織を適度に切除して、乳頭を小さくします

傷跡は、乳頭の基部(付け根)にでき、乳輪の色調と混在していくため、時間と共にほとんど分からなくなります

②簡便法

簡便法では、乳管出口の乳頭頂部の皮膚・乳管を含めてV字に切除し、乳頭を小さくします。女性の場合、簡便法の術後は授乳ができなくなりますので、男性の乳頭縮小術で用いることが多い術式です。

パックマンのように、乳頭頂部の皮膚と乳管をV字に切除します

術後、授乳はできなくなりますが、乳管温存法と同じく、傷跡は時間と共に目立たなくなり、乳頭を小さくすることができます。

ただ、乳頭基部(付け根)の皮膚が伸びていて、垂れ感が強い方の場合は、簡便法では改善が乏しいため、乳頭基部にくびれをつくることのできる乳管温存法のほうがおすすめです。

乳頭縮小のホームページはこちら】

 

次回は、乳頭縮小術のメリット・デメリットについてお伝えしていきます。

乳頭縮小術についてご興味・ご相談などございましたら、広島プルミエクリニックまでお気軽にご連絡くださいませ。