サブシジョンとは
サブシジョンとは、ニキビ跡の凹みを改善する治療方法です。
ニキビ跡によって皮膚の下の組織が固くなってしまっている症状に対して、その組織を針で切り離し、クレーター部分を持ち上げる事で凹みを持ち上げます。
サブシジョンに適している症状
慢性的なニキビの炎症が続く事で、皮膚の組織がカチカチに硬くなってしまい、繊維化を起こします。
この繊維化によりニキビ肌の皮膚は一般的な肌と比較して、硬く、厚みが出てしまいます。
強い繊維化が局所的に現れると、肌の一部がクレーターになり、ボコボコしたお肌になります。
広範囲に浅くできたニキビ跡に効果的な治療はダーマペンですが、上記のような局部にできた深いニキビ跡にはサブシジョンが適している場合があります。
有効な治療方法
サブシジョンで組織を切り離した箇所は、ヒアルロン酸でふくらみを持たせたり、PRPを注入し回復を促進したり、フラクショナルレーザーやダーマペンと組み合わせ、総合的な治療を行う事も可能です。総合治療により、サブシジョン1回の効果を高める事が可能です。
サブシジョンの治療の流れ
- 治療部位に局所麻酔で麻酔をかけます。
- 麻酔をかけた部位に針で小径の穴をあけます。
- 穴から針を挿入し、ニキビ跡の硬くなっている組織を切り離します。
サブシジョン料金
頬 全面(片側) | 150,000円 |
---|---|
頬 1/2(片側) | 100,000円 |
こめかみ | 100,000円 |
アゴ | 50,000円 |
鼻 | 50,000円 |
よくある質問
Q.妊娠していても受けられますか
A.妊娠中の方はお受けできない為、産後にご相談にいらして下さい。
Q.血液をサラサラにする薬を内服していますが、治療可能でしょうか
A.ワーファリンなどの内服を行っている方は施術できません。このほかの薬でも内服中のお薬がある方は事前に問診票に必ずご記入ください。
Q.どの程度の間隔でサブシジョンを行うのが良いでしょうか
A.一度で治療終了の場合もあります。
症状によって複数回を要する場合は、1ヵ月以上間隔をあけながら施術するする事を推奨します。
Q.ダウンタイムはどの程度ありますか
A.個人差はありますが、サブシジョンは内出血が起こるケースがほとんどで、1~2週間内出血が出ますが経過とともに落ち着いていきます。
Q.化粧や洗顔はいつからできますか。
A.治療部位以外は当日から可能です。
治療部位は必ず避けて下さい。