酒さ（赤ら顔）

酒さは慢性皮膚疾患で、お顔の中心部位（ホホ・鼻）あたりに症状が出るケースが多いです。
また、赤味や吹出物もできて、皮下の血管が透けて見える場合もあります。
酒さは一般的には赤ら顔とも呼ばれており、見た目上も気になってしまう疾患です。

酒さの原因は、現時点では明らかになっていませんが、ダニや紫外線、アルコールなどの何らかの刺激を受けて、炎症または発赤が生じていると言われています。
それ以外には、ストレスや薬の副作用の可能性も考えられています。

酒さは様々な現れ方をするため、その症状に応じて治療の方法を考える必要があります。
広島プルミエクリニックではお肌の状態を診察でしっかりとカウンセリングし、症状に合わせて最適な治療を提案させていただきます。

・ビタミン剤

・抗生物質

・抗菌剤

・ソーラントラクリーム（イベルメクチン1％）
イベルメクチンは、毛包内に生息するニキビダニを死滅させます。また、炎症性サイトカイン（生体内における様々な炎症症状を引き起こす原因因子）の生成を阻害して炎症を抑えることで、酒さの紅斑を改善すると考えられています。

・DRX AZAクリアクリーム（アゼライン酸高濃度配合クリーム）
アゼライン酸は海外でニキビ治療薬として昔から使われている成分で、メラニンの生成を抑える為、ニキビへの効果以外にも美白効果も認められています。
酒さ（赤ら顔）にも効果がある事がわかっています。

・フォトシルクプラス
特殊な光で拡張した毛細血管の内皮細胞を熱することで、毛細血管を消退させ、火照りや赤味の改善が期待できます。

ニキビ治療に有効な治療機ですが、丘疹膿疱型の酒さに効果が期待できます。

また、酒さは生活習慣を変える事により改善する可能性もありますので、状況に合わせて下記の事を実践していただく事もお勧めします。