「肝斑の治療でトラネキサム酸を飲んでいるけれど、ずっと飲み続けても大丈夫?」「ネットやSNSで血栓症のリスクがあると聞いて不安」「正しく安全に美白内服を続ける方法を知りたい」とお悩みではありませんか?
トラネキサム酸(商品名:トランサミンなど)は、肝斑の改善や色素沈着の予防に非常に高い効果を発揮する代表的な美容内服薬です。しかし、サプリメントではなく止血・抗プラスミン作用を持つ医薬品であるため、無計画な長期服用や誤った自己判断での継続にはリスクが伴います。
本記事では、広島プルミエクリニックの雑賀知歩(さいが ちほ)院長(日本形成外科学会正会員)が公式YouTube動画で解説した内容をもとに、トラネキサム酸の仕組み、飲み続けるリスク、正しく服用するための「休薬期間」や「適量・タイミング」について分かりやすく解説します。
【解説動画】雑賀知歩院長が教える!トラネキサム酸の真実と飲み続けるリスク
雑賀知歩院長が公式YouTube動画で、トラネキサム酸が肝斑に効くメカニズムや、血栓症リスク、休薬期間の設定方法、オンライン処方や自己購入時の注意点について詳しく解説しています。
なぜ効く?トラネキサム酸が肝斑に作用する仕組み
トラネキサム酸は元々、止血剤や喉の炎症を抑える風邪薬として広く使われてきたお薬です。血液をサラサラにする酵素(プラスミン)の働きを抑える「抗プラスミン作用」を持っています。
プラスミンは炎症やメラノサイト(メラニンを作る細胞)の活性化にも深く関わっているため、トラネキサム酸がプラスミンの発生をブロックすることで、肌の炎症を抑え、メラニン色素の過剰生成を鎮めて肝斑を改善します。
トラネキサム酸を長期服用(飲み続ける)リスク
1. 凝固能上昇による血栓症(脳梗塞・心筋梗塞など)のリスク
プラスミンの働きを長期間抑え続けると、血栓(血の塊)を溶かす体内の仕組み(繊溶系)が抑制され、血管内で血が固まりやすくなります。健常者で急激に起こる頻度は高くありませんが、何年も連続して飲み続けると理論上、脳梗塞や心筋梗塞、肺塞栓症などの重篤な血栓症リスクが上昇します。
2. 服用を絶対に避けるべき・注意が必要な方
- 脳梗塞・心筋梗塞・血栓症の既往歴がある方:禁忌または厳重注意が必要です。
- 腎機能障害・人工透析中の方:トラネキサム酸は腎臓で代謝・排泄されるため注意が必要です。
- 妊娠中・授乳中の方:胎盤血流やホルモンバランスへの配慮から、内服は避けて休薬を推奨します。
- 高齢の方:加齢に伴い血管疾患リスクが高まるため、必要性を慎重に評価する必要があります。
安全に結果を出す!トラネキサム酸の正しい服用ルール
| ポイント | 具体的なガイドラインと推奨用法 |
|---|---|
| 適正な服用量 | 昔は1日1500mg(500mg×3回)も多く処方されていましたが、現在は1日750mg(250mg×3回)の低用量でも十分に肝斑抑制効果が得られるとされています。高用量を無理に飲まないことが大切です。 |
| 3ヶ月服用 ➔ 3ヶ月休薬 | 基本ガイドラインとして、3ヶ月連続服用した後は3ヶ月程度の「休薬期間」を設けるサイクルが推奨されます。長期間の連続服用は避けましょう。 |
| 休薬時期のコントロール | 肝斑が悪化しやすい季節(日差しや温度変化が強まる初夏など)に休薬期が重ならないよう、年間を通じて計画的に逆算して服用を開始・停止することが重要です。 |
休薬期間中はどうする?肝斑を悪化させないケア
トラネキサム酸を休薬している期間は、お肌に強い刺激(摩擦や強すぎるレーザー)を与えないことが肝要です。
- 外用・トリートメントでの守り:トラネキサム酸やビタミンC・A等のイオン導入、エレクトロポレーション、外用薬(ハイドロキノン等)で局所的にアプローチする。
- 摩擦・刺激の徹底排除:クレンジングや洗顔時の強い擦れを避け、バリア機能を保つ。
- 医師による適切な治療プラン:レーザーポテンツァやトーニング等の施術と内服のタイミングを連動させ、相乗効果を生み出す。
雑賀知歩院長が肝斑・美白治療で選ばれる理由
- 日本形成外科学会正会員としての医薬品への正確な理解:サプリメント感覚での安易な処方を避け、副作用リスクを未然に防ぐ安全第一の処方管理。
- 既往歴・全身状態を踏まえた丁寧な診察:持病や年齢、生活背景に合わせたオーダーメイド内服計画。
- 内服だけに頼らない複合的肝斑アプローチ:トーニング・ポテンツァ・イオン導入・外用薬を組み合わせ、休薬期も安心のスキンケア体制。
- 安易な個人輸入・オンライン放置処方への警告:責任ある意思疎通と経過観察を行い、患者様のお肌と健康を誠実にサポート。
監修医師 雑賀院長
| 2003年 | 佐賀大学医学部医学科卒業 学生時代友人が怪我をして、形成外科に入院したことで形成外科という学問に魅了される |
|---|---|
| 2003年 | 佐賀大学附属病院形成外科 入局 麻酔科・救急部・形成外科で研修をおこなう |
| 2004年 | 聖マリア病院研修 腎臓内科・呼吸器内科・整形外科・脳外科で研修を行う事で美しく老いることの重要さを痛感する |
| 2005年 | 昭和大学形成外科入局 美容外科・美容外来・レーザー外来・小児先天奇形・再建外科など多岐にわたる形成的治療に携わる |
| 2006年 | 千葉県こども病院形成外科 小児の先天奇形を多数目の当たりにすることで、見た目の改善がいかに患者様の人生を左右することになるのかを肌で感じる |
| 2007年 | 日本美容外科学会JSAPS会員 |
| 2008年 | 聖マリア病院形成外科 美容皮膚科外来担当 野戦病院と言われる病院で美容皮膚科を立ち上げ、患者様や患者様の家族の保険診療で解決できない悩みと向き合う |
| 2011年 | 県内美容外科 勤務 美容外科・美容皮膚科・頭髪治療等の治療に携わる |
| 2016年 | 広島プルミエクリニック分院 院長就任 患者様の容姿や肌の悩みに真剣に向き合い、数々の症例を治療 |
| 2017年 | 広島プルミエクリニック本院 院長就任 多くの患者様から絶大な支持を得た事を認められ、広島プルミエクリニック院長に就任 |
| 2022年 | 医療法人プルミエ会 理事長就任 前理事長の退職に伴い、法人を継承し、広島の地でさらに堅実かつ誠実な美容医療を患者様に提供している |
所属学会・専門医・認定医
- 日本形成外科学会 正会員
- 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
- 日本美容外科学会 (JSAS) 正会員
- 日本美容皮膚科学会 会員
- 日本抗加齢医学会 会員
- 日本痤瘡研究会 会員
- ジュビダームビスタ施注 認定医
- ボトックスビスタ施注 認定医
- 日本頭蓋顎顔面外科学会学 正会員
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広島プルミエクリニックの店舗情報・アクセス
広電・アストラムライン「本通駅」から徒歩1分。本通商店街沿いに位置し、通いやすくプライバシーに配慮された空間です。
| クリニック名 | 広島プルミエクリニック |
|---|---|
| 院長・理事長 | 雑賀 知歩(日本形成外科学会正会員) |
| 所在地 | 〒730-0035 広島県広島市中区本通7-29 アイビービル4F |
| 電話番号 | 0120-165-800(患者様専用) / 082-569-8800 |
| 診療時間 | 9:00〜18:00(完全予約制) |
| 休診日 | 火曜日・日曜日(連休等は変動あり) |
| アクセス | アストラムライン「本通駅」徒歩1分 / 広島電鉄「本通」電停徒歩1分 |
| 公式サイト | 広島プルミエクリニック公式HP |
よくある質問(FAQ)
Q1. カウンセリングで雑賀院長を指名することはできますか?
A. はい、指名可能です。
ご予約時に「雑賀院長のカウンセリング・診察希望」とお伝えいただくことで、院長の診察枠でご案内いたします。
Q2. 市販の「トランシーノ」とクリニックで処方されるトラネキサム酸の違いは何ですか?
A. 主成分(トラネキサム酸)は同じですが、配合成分や処方管理が異なります。
市販薬も2ヶ月服用・休薬ルールが定められています。クリニックでは医師がお肌や持病の状態を直接診察し、シナール(ビタミンC)やユベラ(ビタミンE)等を合わせた最適な処方が可能です。
Q3. トラネキサム酸をやめると、すぐに肝斑が再発しますか?
A. 炎症のコントロールが十分でない場合、休薬後にジワジワと再発することがあります。
そのため、休薬期間中は塗るトラネキサム酸(イオン導入・外用)や摩擦防止ケア、適切なレーザー・施術を組み合わせて維持します。


