「治療を始めたら、すぐに髪は生えますか?」
AGA治療を始める患者さまから、最も多くいただく質問の一つが、
「どれくらいで効果が出ますか?」
というものです。
結論から言うと、AGA治療はすぐに結果が出る治療ではありません。
髪には「ヘアサイクル(毛周期)」があり、髪が生え変わるまでには時間が必要です。
そのため、焦らず継続することが治療成功のポイントになります。
AGA治療の効果が出るまでの目安
治療効果には個人差がありますが、一般的な経過は以下のようになります。
治療開始~1か月
この時期は見た目の変化はほとんどありません。
一方で、薬が体内で作用し始め、頭皮環境や毛周期に変化が起こり始めます。
1~3か月
抜け毛が減ったと感じる方が増えてきます。
また、この時期に**「初期脱毛」**が起こることがあります。
これは治療が効いていないのではなく、新しい髪へ生え変わるための過程と考えられています。
3~6か月
細かった毛が少しずつ太くなり、
- ボリュームが増えた
- 髪にハリ・コシが出てきた
- セットしやすくなった
といった変化を感じる方が増えてきます。
6~12か月
多くの方が発毛効果を実感しやすい時期です。
生え際やつむじなど、気になっていた部分の改善を感じることもあります。
写真で比較すると、変化が分かりやすいことが少なくありません。
初期脱毛とは?
AGA治療を始めて数週間から2か月ほどで、一時的に抜け毛が増えることがあります。
これを初期脱毛と呼びます。
古い毛が抜け、新しい健康な毛へ生え変わる準備の段階と考えられており、多くの場合は一時的なものです。
「薬が合っていないのでは?」と不安になる方もいらっしゃいますが、自己判断で治療を中止せず、気になることがあれば医師へご相談ください。
治療効果を実感しにくい理由
毎日鏡を見ていると、小さな変化には気付きにくいものです。
そのため、治療前に写真を撮影し、定期的に同じ条件で比較することをおすすめしています。
髪型や照明、撮影する角度をそろえることで、より客観的に治療効果を確認できます。
治療を途中でやめるとどうなる?
AGAは進行性の脱毛症です。
治療によって抜け毛を抑えたり、発毛を促したりしていても、治療を中止すると再びAGAが進行する可能性があります。
そのため、効果が得られた後も、状態に合わせて治療内容を調整しながら維持していくことが大切です。
「一生同じ治療を続ける」という意味ではなく、髪の状態やライフスタイルに合わせて、薬の種類や量を見直すことも可能です。
効果を高めるために大切なこと
AGA治療では、薬だけに頼るのではなく、生活習慣を整えることも重要です。
例えば、
- 十分な睡眠をとる
- バランスの良い食事を心がける
- 過度なストレスをためない
- 喫煙を控える
といったことも、健康な髪を育てる環境づくりにつながります。
当院では経過を確認しながら治療を行います
広島プルミエクリニックでは、治療を開始した後も経過を確認しながら、その方に合った治療をご提案しています。
- 効果が十分か
- 副作用はないか
- 治療内容の見直しが必要か
などを確認し、必要に応じて治療内容を調整していきます。
まとめ
AGA治療は、効果を実感するまでに数か月かかることが一般的です。
途中で初期脱毛がみられることもありますが、多くは一時的な変化です。
焦らず継続し、定期的に経過を確認することで、より良い治療効果が期待できます。
「治療を始めたいけれど不安」という方も、お気軽にご相談ください。
よくある質問(FAQ)
Q. AGA治療は何か月続ければ効果が分かりますか?
一般的には3〜6か月で変化を感じ始める方が多く、6〜12か月でより効果を実感される方が増えてきます。
Q. 初期脱毛が起こらない人もいますか?
はい。初期脱毛を経験しない方もいます。症状の有無には個人差があります。
Q. 効果が出たら薬をやめてもいいですか?
AGAは進行性のため、治療を中止すると再び薄毛が進行する可能性があります。自己判断で中止せず、医師と相談しながら治療方針を決めることをおすすめします。
最終回予告
第9回「AGAでお悩みの方へ|広島プルミエクリニックの薄毛治療と診療の流れ」
シリーズ最終回では、当院で行っているAGA治療の特徴や診察の流れ、よくあるご質問についてご紹介します。
記事監修
広島プルミエクリニック 副院長 延美緒
形成外科専門医
所属学会・専門医・認定医
- 日本形成外科学会 専門医
- 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
- 日本美容皮膚科学会 会員
- ジュビダームビスタ 施注認定医
- ボットクスビスタ 施注認定医
経歴
| 2011年 | 岡山大学医学部 医学科卒業 様々な科の中でも腫瘍切除後の形態再建を担う形成外科に興味を抱く |
|---|---|
| 2011年 | 国立病院機構 岩国医療センターにて研修 医学博士取得 |
| 2013年 | 同 岩国医療センター 医員 研鑚を積み、形成外科医として腫瘍切除や植皮など形成外科的治療に携わる |
| 2014年 | 岡山大学附属病院 形成外科 再建やリンパ浮腫、外傷、ジェンダーなど幅広く形成領域の治療を行う |
| 2016年 | 岩国医療センター 形成外科 眼瞼下垂や熱傷、鼻の再建、腋臭症のオペなど、形成外科医としてより深く研鑚を積む |
| 2018年 | 日本形成外科学会 専門医 取得 |
| 2019年 | 日本美容皮膚科学会 会員 |
| 2019年 | 県内美容皮膚科 勤務 美容皮膚科の診療に積極的に取り組む |
| 2020年 | 広島プルミエクリニック 入職 形成外科専門医の知識と技術を美容外科・美容皮膚科へ活かす為、広島プルミエクリニックへ |
| 2024年 | 広島プルミエクリニック 副院長就任 |
