【豊胸】一番大事なのはサイズではなくバランス

豊胸のご相談で、
「できるだけ大きくしたい」
「何カップ上げられますか?」
という質問をいただくことは少なくありません。

もちろん、
サイズは豊胸手術の分かりやすい指標の一つです。
ただ、実際に術後の満足度を大きく左右しているのは、
カップ数そのものではありません。


結論:胸は「大きさ」よりも全身とのバランス

豊胸で一番大切なのは、
胸だけを見るのではなく、全身とのバランスを見ることです。

単純にサイズを追い求めると、

  • 上半身だけが強調される

  • 体型と合わず不自然に見える

  • 年齢を重ねたときに違和感が出やすい

といった結果につながることがあります。


なぜサイズ重視だと満足度が下がりやすいのか

胸の印象は、

  • 身長・体格

  • 肩幅や肋骨の形

  • ウエストやヒップとの比率

  • 皮膚や乳腺の状態

といった複数の要素で決まります。

同じサイズの胸でも、
体型が違えば見え方はまったく異なります。


よくある誤解:「大きければ女性らしい」

「大きい胸=女性らしい」
というイメージを持たれることもありますが、

実際には、

  • 体に合ったサイズ

  • 自然な位置と形

  • 動いたときの違和感の少なさ

の方が、
女性らしさとして伝わることが多いです。


当院で大切にしている考え方

当院では、
「何カップ上げたいか」よりも、

  • どんな服を着たいか

  • どんな体型に見せたいか

  • 日常生活での違和感を減らしたいか

といった点を重視しています。

その結果、
最初に希望されていたサイズより
控えめな選択をご提案することもあります。


まとめ

豊胸では、

  • サイズだけで判断しない

  • 全身バランスを見る

  • 長く付き合える形を選ぶ

ことがとても重要です。

「大きくしたい」という気持ちの奥にある
本当の理想のイメージを整理することが、
満足度の高い豊胸につながります。

 

記事監修

広島プルミエクリニック 副院長 延美緒

形成外科専門医

所属学会・専門医・認定医
  • 日本形成外科学会 専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 日本美容皮膚科学会 会員
  • ジュビダームビスタ 施注認定医
  • ボットクスビスタ 施注認定医
経歴
2011年 岡山大学医学部 医学科卒業
様々な科の中でも腫瘍切除後の形態再建を担う形成外科に興味を抱く
2011年 国立病院機構 岩国医療センターにて研修
医学博士取得
2013年 同 岩国医療センター 医員
研鑚を積み、形成外科医として腫瘍切除や植皮など形成外科的治療に携わる
2014年 岡山大学附属病院 形成外科
再建やリンパ浮腫、外傷、ジェンダーなど幅広く形成領域の治療を行う
2016年 岩国医療センター 形成外科
眼瞼下垂や熱傷、鼻の再建、腋臭症のオペなど、形成外科医としてより深く研鑚を積む
2018年 日本形成外科学会 専門医 取得
2019年 日本美容皮膚科学会 会員
2019年 県内美容皮膚科 勤務
美容皮膚科の診療に積極的に取り組む
2020年 広島プルミエクリニック 入職
形成外科専門医の知識と技術を美容外科・美容皮膚科へ活かす為、広島プルミエクリニックへ
2024年 広島プルミエクリニック 副院長就任

お胸のインプラント抜去

あけましておめでとうございます。

今年も患者様一人ひとりに寄り添った丁寧な診療を行ってまいります。

本日の症例は、お胸のインプラント抜去希望の患者様です。

30年前に、他院で生理食塩水の豊胸バッグを両胸にいれたのですが、左胸が徐々に硬く触れるようになり、圧痛もあるため、今回両胸とも抜去する方針となりました。

当院ではインプラント挿入・抜去を行っておりますが、今回の症例のように、数十年前にバッグを挿入し、今はバッグをいれたクリニックがないため当院にご相談に来院される患者様も多くいらっしゃいます。

症例を供覧します。

<正面>

術前

両胸のインプラント抜去直後

術後3日目

術後1週間

術後1か月

血腫や感染なく経過し、傷跡(乳房下溝切開)も目立ちません。

乳房形態も術前に比べて左右差が小さくなっています。

 

<右側面>

術前

術後1週間

術後1か月

<左側面>

術前

術後1週間

術後1か月

被膜拘縮によるお椀型のような形態が改善し、自然な乳房形態がえられています。

 

こちらは抜去した左右のインプラントです。

写真右のものが、左胸に挿入されていたバッグで、厚い被膜の形成をみとめました。

写真右:左胸に挿入されていたインプラント

被膜を切開し、インプラントと分けた状態です。

厚い被膜形成を認めました。

インプラントの破損はなく、生理食塩水は保たれています。

 

術後はお胸を包帯などで圧迫し、経過観察のため通院で診察させていただきます。

今回の患者様は血腫や漿液腫、感染などのトラブルなく経過しております。

 

インプラント抜去についてですが、抜去理由としては、今回の症例のようなインプラントの破損や、被膜(カプセル)拘縮、発赤・腫れ・痛みなどの感染疑い、また年齢を重ねてインプラントを入れている必要がなくなったなどが挙げられます。

抜去の方法としては、インプラント挿入時の切開線からアプローチする場合もありますが、感染や強い被膜拘縮が疑われる場合などは、切開線を延長したり、乳房下溝や側胸部を切開する場合もございます。

インプラントは医療機器であるため経年劣化は避けれず、目安としては10年程度たつと破損のリスクが上昇すると言われています。

インプラント抜去や現在の状態についてご不安・ご検討のある方は、広島プルミエクリニックまでご相談くださいませ。

 

~本日の施術内容~

施術名:インプラント抜去

施術の説明:既に挿入されているシリコンバッグ等のインプラントを取り出します。

施術の副作用:だるさ・熱感・頭痛・蕁麻疹・痒み・むくみ・発熱・咳・冷や汗・胸痛・施術箇所の麻痺・鈍さ、しびれ、傷痕のもり上がり・凹み・乳輪の形の変形 ・色素沈着や違和感を感じるなどを生じる事があります。

施術の価格:298,000円