【輪郭整形】脂肪吸引と糸リフトの違い

輪郭のご相談でとても多いのが、
「脂肪吸引と糸リフト、どちらがいいですか?」
という質問です。

どちらもフェイスラインを整える治療ですが、
目的も、向いている状態もまったく異なります。


結論:脂肪吸引と糸リフトは「競合」ではなく「役割が違う」

まず大切なのは、
脂肪吸引と糸リフトは
どちらが上・下という関係ではないということです。

  • 脂肪吸引:量を減らす治療

  • 糸リフト:位置を整える治療

目的が違うため、
向いている人も違います。


脂肪吸引が向いているケース

脂肪吸引は、
余分な脂肪そのものが原因
フェイスラインが重く見えている場合に適しています。

例えば、

  • 二重あごがはっきりしている

  • 下顔面に厚みがある

  • 体重変動で輪郭が変わりやすい

といったケースです。

脂肪吸引は、
「フェイスラインの土台を軽くする」
イメージの治療です。


脂肪吸引の注意点

一方で、

  • 脂肪を取りすぎる

  • 皮膚のたるみを考慮しない

といった場合には、

  • こけて見える

  • 老けた印象になる

リスクもあります。

量の調整がとても重要な治療です。


糸リフトが向いているケース

糸リフトは、
たるみや下がりが主な原因の場合に適しています。

例えば、

  • フェイスラインがぼやけてきた

  • 以前より下がって見える

  • 皮膚のハリが低下している

といったケースです。

糸リフトは、
「下がったものを元の位置に戻す」
イメージの治療になります。


糸リフトの注意点

糸リフトも、

  • 引き上げすぎる

  • 無理な方向に引く

と、

  • 不自然な表情

  • ひきつれ感

につながることがあります。

引き上げ量と方向の設計が、
仕上がりを大きく左右します。


よくある誤解:「どちらか一つで全部解決」

「脂肪吸引か糸リフト、
どちらかをやれば全部解決しますか?」
という質問もよくあります。

実際には、

  • 脂肪+たるみ

  • 骨格+皮膚

など、
複数の要素が重なっていることがほとんどです。

その場合、
どちらか一方だけでは不十分なこともあります。


当院で大切にしている考え方

当院では、

  • 何が一番の原因か

  • どこを変えると印象が変わるか

  • どこは触らない方がよいか

を見極めたうえで、

  • 脂肪吸引

  • 糸リフト

  • 併用

  • どちらもしない

という選択肢を検討します。

治療ありきではなく、
状態ありきで考えることを大切にしています。


まとめ

脂肪吸引と糸リフトは、

  • 目的が違う

  • 向いている状態が違う

  • 正しく使えば、どちらも有効

という治療です。

「どちらがいいか」で迷っている方は、
まず
自分の輪郭がどういう状態なのか
を知ることが大切です。

 

記事監修

広島プルミエクリニック 副院長 延美緒

形成外科専門医

所属学会・専門医・認定医
  • 日本形成外科学会 専門医
  • 日本美容外科学会(JSAPS)正会員
  • 日本美容皮膚科学会 会員
  • ジュビダームビスタ 施注認定医
  • ボットクスビスタ 施注認定医
経歴
2011年 岡山大学医学部 医学科卒業
様々な科の中でも腫瘍切除後の形態再建を担う形成外科に興味を抱く
2011年 国立病院機構 岩国医療センターにて研修
医学博士取得
2013年 同 岩国医療センター 医員
研鑚を積み、形成外科医として腫瘍切除や植皮など形成外科的治療に携わる
2014年 岡山大学附属病院 形成外科
再建やリンパ浮腫、外傷、ジェンダーなど幅広く形成領域の治療を行う
2016年 岩国医療センター 形成外科
眼瞼下垂や熱傷、鼻の再建、腋臭症のオペなど、形成外科医としてより深く研鑚を積む
2018年 日本形成外科学会 専門医 取得
2019年 日本美容皮膚科学会 会員
2019年 県内美容皮膚科 勤務
美容皮膚科の診療に積極的に取り組む
2020年 広島プルミエクリニック 入職
形成外科専門医の知識と技術を美容外科・美容皮膚科へ活かす為、広島プルミエクリニックへ
2024年 広島プルミエクリニック 副院長就任