「ヒアルロン酸を入れても、なんとなく物足りない」
「たるみもある気がする」
「治療してもまた気になってくる」
ほうれい線治療では、
このようなお悩みを持たれる方も少なくありません。
実は、
ほうれい線は“1つの原因”だけで目立っているわけではないことが多いのです。
これらが複数重なって、
ほうれい線として現れているケースも少なくありません。
そのため、
近年では「1つの治療だけ」ではなく、
原因に合わせて組み合わせる“複合治療”という考え方が重要視されています。
なぜ“1つの治療だけ”では限界があるの?
例えば、
ヒアルロン酸は非常に有効な治療ですが、
たるみが強い場合には、
“線を埋めるだけ”
では改善に限界があります。
逆に、
リフト治療だけでは、
骨格性の凹みやボリューム不足が残ることもあります。
つまり、
どんなに良い治療でも、
“原因とズレている”と十分な改善につながりにくいのです。
よくある複合パターン
① ヒアルロン酸+中顔面治療
ほうれい線だけでなく、
頬のボリュームロスがある場合には、
中顔面の支持を補うことで、
自然にほうれい線改善につながることがあります。
単純に線だけを埋めるより、
顔全体の立体感を整えやすいケースがあります。
② 脂肪注入+ほうれい線治療
頬コケや痩せ感を伴う場合には、
脂肪注入で面としてボリュームを整えることで、
自然な若返りにつながることがあります。
特に、
「疲れて見える」
「やつれて見える」
という方では、
単純な線治療だけでは不十分なことがあります。
③ MegaDerm+ヒアルロン酸
深い固定性の溝では、
人工真皮で構造支持を補いながら、
細かな調整をヒアルロン酸で行うことがあります。
“土台”と“表面”
それぞれにアプローチする考え方です。
④ 貴族手術+注入治療
鼻翼基部陥凹が強いケースでは、
貴族手術で構造的改善を行い、
必要に応じてヒアルロン酸や脂肪注入を併用することがあります。
骨格・ボリューム両方を整えることで、
より自然な改善につながる場合があります。
⑤ リフト治療+注入治療
たるみが強い場合には、
糸リフトやフェイスリフトだけでなく、
ボリュームロス改善も重要になります。
引き上げるだけでは、
“こけ感”が強調されるケースもあるため、
注入治療を組み合わせることがあります。
“全部やればいい”わけではありません
ここで重要なのは、
「複数治療=正解」
ではないということです。
必要以上に治療を増やすと、
につながることもあります。
大切なのは、
患者様ごとに、
- 何が原因なのか
- 何を優先すべきか
を整理することです。
“ほうれい線だけを見る”と不自然になることも
ほうれい線は、
顔全体のバランスの中で見え方が変わります。
そのため、
線だけを消そうとすると、
かえって不自然になることがあります。
例えば、
などです。
自然な若返りのためには、
“顔全体の構造”
を見ることが重要です。
まとめ
ほうれい線は、
など、複数の要因が重なっていることが多いため、
1つの治療だけでは限界があるケースもあります。
そのため、
原因に合わせて治療を組み合わせる
“複合治療”
という考え方が重要になります。
一方で、
必要以上に治療を増やすのではなく、
本当に必要な治療を見極めることが大切です。
次回は、
「自分に合うほうれい線治療を選ぶには?」
について詳しく解説します。